月の裏側

このところ毎度毎度の『古代の宇宙人』通信です・・

先日の朝、現在リアルタイム配信の、第111話(だったかな。凄いですネ〜この内容で100話を超えるとは。毎回1時間のボリューム)で、「月の裏側」の話をしていた。地球からは見えない月の裏側に宇宙基地がある、説。内部が空洞であることはNASAの見解でもあるとか。内部と、裏側に、何かありそうだという話。

時折、ツイートその他にも書いているように、私は月とは微妙な存在だと考えている。もちろん、現在の自然界や人間のあり方、つまり地球の生命の現状は、月がなくてはあり得なくなっている。それを恩恵と捉えるか、否か。

以前は普通に、月が好きな日本人、のひとりだったけど、いつ頃からか。ヒーラーの仕事をするようになってから、何か引っかかると感じて、そのうちにニューエイジ系の書籍でも月と陰謀説を絡めたお話を目にしたりしていた。けれど、陰謀説については私はまたちょっと独自の考えがある。それはジェネシスにて整理されつつある。つまり宇宙の視点を持てば白か黒かの問題ではないということ。

今日はそれは置いておいて・・月の裏側、について。

ジェネシス神話をまとめていた時にシュタイナーの記述に出会い、自分なりにその辺りを整理した。かつては地球を納めていた「古き神々」が、新しい「神々」と懐を分かち、地球を去っていく。その際に、月を拠点にして、月の内部に止まり、地球で生まれる生命を自分たちの影響が届くようにした。シュタイナーは、「生殖だけに関わるようになった」と言っている。それを参考にジェネシスでは、感情や欲望、も月に支配されていると。

旧約聖書にいう「失楽園」からの、アダム(男性性)とイブ(女性性)への神の「呪い」は、これを表していると考える。

生殖、つまり月経や出産。そして性衝動、それ以外の感情や欲望、利己、などについても、月が関係している・・と。

上記番組では、「古代に飛来していた宇宙存在たちが地球の文明の始まりに関与し、その後去っていった。月に基地を作り、見守っているのでは」という表現に留めていた。二勢力の争い、のような話はここでは踏み込んでいない。(先日書いたように、別の回では「神々同士の戦い」を特集している)

確かに、地球上に今、生命が溢れているのは月のお影だ、というのは分かる。けれど私の宇宙人的(水瓶座的?)思考では、もし月が無ければ、無いなりの生命圏が生まれていたのではないかと。それはそれで素晴らしい、美しいものだったかもしれないし、また違ったドラマが展開していたのかもしれない、と。

月は内部が空洞の、巨大な「人工物」で、基地であることが知られないよう、星に似せて作られたもの。。とか。

地球にマルデックがぶつかって、別れたものが月になったという話は有名だけど、宇宙人ならば計算により故意にそれを引き起こし、配置することも出来るだろう。人工物、あるいは計算された結果じゃなければ、地球からの距離と月自身のサイズで、日食や月食が起きることを偶然で済ませるほうが寧ろ不自然だ。

極論を言えば、月に愛着を抱いているうちは、ヒトは、進化よりも肉体的感性、物質的視点、感情的思考、に支配される帯域から、抜け出せないのではないか・・

進化の道は、太陽の道なのだ。

とはいえ、ジェネシス神話をまとめながら、高次から受け取っている重要なメッセージ、マヌたちの役割は、「和解」である。成長させまい、進化させまい、自分たちの星の自分たちのものである・・と人間を位置づけ、生殖や欲望を通じて支配しつづけている「母たち」を、退けるのではなく。和解とは、一体どうするべき事なのかと、ずっと考えて来た。

ひとつだけ分かっているのは、私たちの内側で、それは為されるということ。

ニンゲンが、現在の自分たちの親である「神なる世界」と、それと対立してきた、まだ「利権」の一部を握ろうとしている「古き母なる神々の勢力」による影響を、自分たちの中で「和解」させる他ない。これは、単純な白と黒という問題ではなく、より複雑かもしれない。

以前この状況を、韓国時代劇の、「ジョナー(王様)」と「テビママ(王の母)」に喩えてFB等に書いていたけど、テビママにはやはり重臣、一緒に謀(はかりごと)をしている権力者のネットワークがあり、まして、ジョナーの母親なのだから、事は複雑だ。宇宙においても、偉大なる母たち・・への敬意は守られるべきという考えがあるよう。けれどジョナーが誠意と敬意を尽くしても、テビママの要求は自分本位で、権力や影響力を息子に奪われると言って難題を押し付けて来たりする。。

ジェネシスのバイブルも、アトランティスを描いた小説(執筆中)も、目下その「和解」についての考察が、テーマのひとつになっている。日本古代史小説もそうだ。。

だから、現在のフェミニズム思想、スピリチュアルと結びついたフェミニズムの盛り上がりに、大きな可能性を感じる。

ちょっと荒らされている、乱されている感じもあるけど・・ ちゃんとしている人たちも沢山いるはず。自然派、ヒーリング、太古的フェミニズムの見直しなどが、今後重要な役目を果たしていく。(と、20年前から思っている。)

視聴した番組からの考察メモとしてこちらを書きつつ、以前から「あとで買う」に長いこと入っている人類学者レヴィ・ストロースの「月の裏側」を思い出して注文した(笑)。それは宇宙基地の話ではなくて、日本文化や日本人についての考察の本。

ではでは、今日はこのくらいで

Love and Grace

Amari

 

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地球を守る力

先日も日記に書いた、ウェブ配信の「古代の宇宙人」シリーズ。今朝はクロップサークルと、古代の神々(宇宙人同士)の戦い、を見た。予備知識が無かったものの、毎日一度は見る時間があって、番組の特徴、構成が分かって来た。たくさんのテレビ配信サービスがあると言われるアメリカで、ヒストリーチャンネルという、名前の通りのチャンネルによる番組で、どうやら、この筋、つまり地球には昔から宇宙人が来ていた、今も関わっている、というジャンルで著名な本を書いている著者が次々と登場して語っている。

皆さん、だいたい同じテーマを踏まえているから、毎回テーマごとに、複数の著者や博士、時折それ以外の証言者が、同じテーマに対してコメント。その証拠画像や参考資料、再現CGや、実際に遺跡などを訪問した映像などが組み込まれている。見ているうちに次々とテーマも変わっていく、テンポが早い番組。私個人としては、今のこの時期、これを見始めたことが偶然とは思えない。もっとも、日頃から見る映画やドラマ、NHKのドキュメンタリーも含めてすべて、シンクロやタイミング的な意義を感じ、何かしらに繋がっていくので。

そうそう。もちろん、主題である「古代から宇宙人が来ていて、地球に関わっている」ことは分かっているし(笑)、出てくる話題はほとんど既に、これまでの25年くらいの読書や探究で知っている事が多く、それと、ヒーリングの現場で見て来たこと、体験するエネルギー、神智学からの情報も含めて、総合して私の中の「地球の宇宙史」が出来て、『ジェネシス』になっている訳だ。驚く事ではないわけだけど、二つ、今の自分に響くポイントがあると感じた。

ひとつには、本を買う時や、何らかの情報を受け入れる時、私は必ず著者や提供者の人相をじっと観察。エネルギーを感じて、判断するようにしている。日本語訳されて日本の出版社を通していると伝わりきれないものが、名前を知っている著者が実際にVTRで話している姿を見ると、人相やエネルギーがとても良く分かるので、画期的。「マル」と判断した時に、その著者が語っている情報は信憑性をもって入って来る。本の活字から伝わっても来るけれど、リアルさが違う。声、英語の発音、目の輝きや言葉のリズムなどに、何か・・ジェネシス原型の各種の宇宙エネルギーと結びつくものがあるのだ。

もうひとつ。ヒーラーとしてのセッションの現場での体験と、それが何であるかを知るために取り入れるようになった神智学やシュタイナー、インド思想や、昔から好きだった各国の歴史・文明史・人類学・民俗学・神話学・宗教学などの雑学的知識が結びつき、かつニューエイジのチャネリング情報なども参考にして、整理してきた結果の「ジェネシス」世界観。そうしよう、と思った訳ではなく、あくまでもヒーラーとしての仕事からニーズを感じて、深めていくうちにそこに至った。ジェネシスのような絵巻に「したい」と自発的に思ったことは、そういえば一度もなく。気づいたらそこに向かっていた、という感じ。

一方で、この番組で語っている著者の方々は、実際にある古代遺跡、次々と新しく入ってくる考古学的発見、UFO目撃情報、英米では珍しくない元々あるこの手の研究分野の新情報、そして神話や古代文献などの調査・・・・など、ジャーナリスト的に調査研究し、本を書いている。ヒーリングが属するニューエイジのように、「宇宙人とチャネリングしました。それによると地球とは・・」という話ではない。物的証拠や文書を当たるという点で、アカデミックな研究や、ジャーナリズムと同じ方法で本を書いている人々だ。

その情報が、自分が違う方面から集めて、構築してきた世界観と符合し、裏付けられていくのは、重要なことだと感じた。

その双方が功を奏してか、この番組を見ると波動が上がるし、意識が活性する。単にその手の情報が自分をそうさせる、というのもあるかもしれない。けれど、読書とは違う効果があるよう。最近は、その日見る内容を事前に夢で見ていたり、前日考えていたりして、番組を見て符号したことでまた、新たな気づきが付加されたりもして、自分でも驚いている。

もしや、レギュラーのコメンテーターのうちの何人か、本当に宇宙人(良いほうの)かもしれないと、思ったりもし始めた。(笑)

今日見たところから・・メモ。

地球を取り巻く磁気層、ヴァン・アレン帯は、隕石の落下や良からぬ宇宙勢力の攻撃から地球を守っているとも考えられる(現実的な科学者たちはもちろん別の事を言っているが)。シベリアに古くから現地の部族民にも伝承されている「大釜」(金属で出来た大きな釜のように彼らには見えたのだろう)は、地中に眠っていて、必要になると地面から出てきて、空から来る危険なものを撃ち落とす。。

それらについて話者たちは、インドや世界中の神話に見られる神々同士の壮絶な戦い。その戦いに勝利した神々が、地球と人類を守るために設置しているのではないか、と語っている。

人類を生み出し見守っているその勢力に対して、いまだ諦めずに人類を自分たちの為に利用するか、地球を狙っている、人類の未来の進化を恐れる別の勢力が、たびたび侵入を試みている。つまり、地球と人類をめぐる神々同士の争いは、今も続いている。

これはまったく、ヒーリングという特殊なジャンルの現場で、人々と、それを巡って起きている宇宙エネルギーの関係性の、古くは数億年前から、今に到るまでを見て来て、実感とともに納得する。

「スピリチュアル」な分野で、未来へのメッセージを受信し、宇宙からのエネルギーを運用する人が出てくればまた、同じ分野に紛れて、良からぬ(地球や人類を愛している訳ではない)エネルギーが似たようなことを通して、逆の効果を挟み、「良い流れ」を邪魔立てする。

これがきっと、どの分野でも起きている。

つまり、現状からしてノンデュアリティなどまだまだ程遠い。人間が賢く、その見えない善悪の攻防を見極めて、判別し、自分の生活や人生や判断を善の力、愛の力とともに作っていく時代の先には、自然と、二元性の相克が終わる時が来るだろうということ。

まずは多くの人が「気づく」こと。そして「見抜く」こと。そして「選ぶ」こと。

まだその段階なのだ。というか、今その時が来ている。分岐点。

ももクロちゃんの『Neo Stargate』が頭の中で流れ始めたゾ。(笑)

Love and Grace

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