数年前に感じていた秘教的なテーマのひとつ、「イシス・オシリス」と私が呼んでいるエネルギー、出来事が起きたアトランティスの人類の誕生と選択、の部分。5次元的に、今年の1月後半からアルガンザでは動き出して、先週末の「ジェネシスヒーリング」伝授4デイズで、ひとまず区切られた。
ここで言う2次元とは、元はアースワークやセッションやチャネリングで得られたものをベースに、文章や思想や歴史的にざっと理解し、把握できたと言う意味で、5次元とは、アルガンザのセッションやジェネシスの場に絡めて、クライアントさんや生徒さんを通じて、多次元的にその情報が開き、生きたエネルギーとして動き、それを我々がキャッチ、理解し、現実を通して動いていたものをエネルギーワークにより対応できた・・・それにより、テーマは次の段階へ進む、という多次元ヒーリングとアースワークで対応するというレベル。
時代の流れや私たちのエネルギーシステム、周波数、意識の成長具合によって、その時々、少しずつ来てくれているのが分かる。当事者的ではない情報としてキャッチし、当事者として味わい、解放するために「役作り」を伴う現実の動きがあり、そして多次元ヒーリングで対処。・・・ここから先、いつものアルガンザの仕組みからすると、より大きなソウル集団、さらに大きな、と波及しながら同じようなテーマが伝播して行く。
自他ともに認める?フライング気味の走者なので、というかそれが自分の立ち位置だと認めていて、自分の前の流れというのはほとんど全く見ていない。情報収集を同じ時代からはほとんどしていなくて(仮にしたとしても「それは違う」という事実に気づくばかりで)、むしろ、同じようなケース、時代の流れのパターン、高次や私たちのソウルシステムがどのように連動して地球が動いて行くのか・・を、過去に刻まれて残されている先人たちの仕事や、歴史そのものから、参考になるものを得ていく。
「レムリア」も「アトランティス」も、過去ではない。人類が非物質な境界から、物質化して存在するようになったその時代の変遷は、これから、まだアトランティス人種期を引きずっている今の人類(神智学では「アーリア人種期」の始め)が、物質的・利己的という意味で(神智学的に言えば)最底辺をマークしていたアトランティス時代から、今度は上昇孤の進化段階へ入って行く時、もう一度、アトランティス→レムリアへと、逆回しで体験して行くような流れが、これから来るのだろうと思っている。
そうかと言って、それらの時代を懐かしむでも、逆に忌み嫌うでもなく、今を生きる私たちの中で、アトランティス→レムリア という、かつて辿ったのと逆のエネルギーや意識を体験して行く行程が来るのだろう。そこに、これまでの歴史を刻んで来ての今の人類、という「現実=三次元」と、5次元つまりエネルギーやカルマとしてのアトランティス、レムリア が、統合されて行く。
一見、歴史を逆に辿って行くようで、進化に向かって行く。そういう時代が、これから数十年か、数百年かけて動いて行くのではないかと「ジェネシス」をまとめて、今、感じている。
・・・これを、すご〜くキャッチーに分かり易く言ってしまうと、「光と闇、分離、という二元性を超えて、ワンネスへ」
という、ニューエイジで当たり前のようにずっと言われている表現になる(笑)。ならばそれでいいじゃん、という訳にはいかないのが、物事をアレコレと真面目に考えてひっくり返してみたり、「そもそも二元性とは・・」「人類の進化とはなんぞや」とやらずにはいられないタイプなのである。。(笑)。。けれど、「スピリチュアル好き」な人々の趣味の世界のキャッチフレーズ、として片付けられない為には、説得力のあるものを求めて行く態度が、不可欠であろうとも思ってのアプローチ。
歴史や思想史・宗教史を見ていると、民衆レベルの情報の取り扱いと、権力者(=当時はそこに知識人や賢人たちが集まる)の周辺との、常に二層構造があり、民衆はただ押し付けられて鵜呑みにしている(自分たちも頭の中身を委ねてしまっている)時代もあり、一方で安定した権力の元では学問や芸術は華々しく展開する。が、権力者同士の争いなどで世の中が荒れると、民衆にも火種が行くので、日々の生活の危機をまともに痛感した人々はようやく、自分の頭と行動力で、何か違うものを求め始める。
そこに、民衆のために立ち上がる、世の中を見据えた天才肌のカリスマ宗教家のような人たちが登場し、命がけで活動しながら、心の平安を求める人々のニーズに答えて行く。権力者たちは、自分たちが大事にして来たものが、思想レベルから崩れて行くことを危惧し、大抵の場合はそんなカリスマたちを弾圧する。でも大抵、その動きは止められない。市民たちが本気を出せば・・・数で勝ってしまうから。
そうして時代が流れ、思想も流れて行く。
現代社会は、幾度ものこうした思想とエネルギーの錯綜を経て、かつての民衆=市民と、権力者・知識人・文化人などの壁がなくなるところまで、人類は歴史を前に進めて来ている。今の思想的な主役は市民、つまり私たち一人一人であって、昔のように封建制の領主や専制君主たちに、自分たちの運命を委ねている訳ではない。それに加えて、情報化社会になり、ほとんど全ての知識や情報が開示されているような状況。
誰のせいにも出来ない。この時代背景の中で、アトランティス・レムリアという逆進化が、実は、本来の上昇孤の進化に乗って行くことであるという流れが来ている。
今年の1月に、アルガンザとしてはレムリア=自然界=調和の崩壊のテーマがこれまでに無い強さで来ていて、それが1月半ばで一段落。すると、1月後半には「なぜ調和の世界を当時の人類は否定し、自ら周波数の低下(楽園追放)や分離、二元性のある構造を生み出したのか」が、情報として開示されて、その中で様々な関わり方をしたことのカルマが、今月初めの「ジェネシス」伝授では浮上していた。それにより、2012年末、「イシス」のキーワードで始まったジェネシス(当時は創世記、と呼んでブログに刻み、カレッジでもシェアして来た)は、再び「イシス」のキーワードにより、一旦の情報として、螺旋で一周したように、締めくくられた。
体感としては、これが・・・現実の、より大きなフィールドで、つまり全世間的に、起きて行くのがこれからの数年なのではないか、と感じている。体験と消化なくしては、次の段階に進めないのが人間のエネルギーとソウルシステムの法則。
イシスとオシリス。光と影、女性性と男性性。このテーマを超えて行くことが、それらの分離が始まった(それを人類が選択した)アトランティスのカルマを解消し、調和を戻す(レムリア)という流れを生み出す。とはいえ、それは単なるレムリア回顧、回帰では当然なく(そこには戻れない)、物質体として存在する人間社会が、非物質のセンスを取り戻し統合して行く・・・5次元化。これをずっとずっとずっっと・・・やっていくと、また再び非物質領域で生きることになるのだろうけれど、今とこれからは、その上昇孤に人類が乗れるかどうかという、それを選択できるか、という、分かれ目のように思う。
封建制や絶対君主の居る時代の民衆たちと違って、私たちは自由市民である。けれども、いまは情報化社会やメディアそのものが、絶対君主のような存在と言えるかもしれない。そこに委ねてしまわずに、エネルギーと意識を常に自分自身のものにしていくことが、大切だろうと。
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ジェネシスヒーリング第二世代の伝授セミナーを終えて、2018年度に入ったこの一週間。新しいスクール「エコール」の「インテンシブコース」が始まり、また昨日は今年だけのスペシャルなコース「セルフスタディ特別クラス2018」のお二人が、無事に最終のスクーリングを終えたところ。皆さんと共有する時間の感触が、やはり明らかに新しいものになっている。これが2018年の感触なのだろうと。
まだうまく言葉にならないけれど、ある意味で「ほかに権力者・権威がいる社会の民衆」のように、誰もが無意識ながらに色々なものにとらわれ、怯え、動けなくなっていたのが今までの時代ではないかと思う。もう既に無い支配のエネルギーを、親や会社や周囲の人々に重ね、動けなくなっている。それ以上、行動できない、考えられないのを、何か・誰かの存在と重ねて。(私自身も含め)
そんな幻想のベールが、今年の2月くらいから剥がれていって、自分の責任をもうどこにも預けることが出来ないというエネルギーに、切り替わっている気がする。そこから、各人がどう、この2018年の新しさをまとめていくか。それが具体的に、創造というエネルギーに結実し始めている人たちも居る。変わり目には、自分の中からたくさんのお化け、ゴーストが現れてくる。それに騙されず、創造に向かっていくことに、この変化のエネルギーを使っていく人が増えたらいいと思う。
Love and Grace,
Amari