純粋な青と黄色の世界 –マティス、天空文明 —

先日、Instagram に書いた上野行きの日、私が「かはく」に行っている間、連れ合いは東京都美術館の「マティス展」へ。かなり行きたかったらしく、そして日本人はマティス好きそうと思っていたけど、やはり人気のよう。けっこう混雑していたし、もうすぐ終わりということで尚更混み合っている様子。
翌日また何気なく開いたNHKオンデで、サムネイルで特集を発見。NHKさんでも特番を放送していたから、尚更に混み合っていたのかな。
アンリ・マティスの晩年の最後の作品、南仏ヴァンセの「ロザリオ礼拝堂」の設計から壁画や備品すべての制作&プロデュース。(興味ある方はぜひNHK等でご覧ください)なぜかこれになった、と言ってお土産をもらったグッズ二つがその礼拝堂のモチーフだった。右の丸いマグネットは「聖母子」だそうで・・独特な表現だけど、番組を見たりすると、マティスの人生の流れや人柄も分かり、芸術表現の変遷からしてもなるほど、と思える。

私は美術館もよく行くけれどなぜ、今回はマティスを見なかったかというと、以前秘書を務めていた医学博士の先生が、若い頃に「画家になるか医者あるいは医学の研究者になるか」と迷ったくらいだったという方で、結果、医学の研究者になられたけれど当時もずっと絵を趣味とされていて、会を主催したりもしていて。マティスがお好きだった、確かに絵のタッチがよく似ている・・と過去にインプットしていて。
自分の人生がすっかり、スピリチュアルになってしまって以来、お便りを頂いてもお返し出来ずに日々が過ぎるまま他界されたことに、申し訳なさをまだ感じているのか、今回マティスの絵に囲まれることに少し躊躇った。そう、それだけではなく。そのボスの絵の関係で拾われて?来て私の仕事を手伝っていた、絵描きの女の子(私よりひとつ年下)が、当時24歳で亡くなったという悲しい記憶もあり。彼女の絵はマティスというよりゴッホのようなタッチだったけど。
もう、だいぶ前に癒せたはずの悲しみや申し訳無さも、まだこうして行動に影響することがあるのだな・・ と実感しながら、自分は家族連れのごった返す「かはく」へ足を向けたのだ。マティスに行ったほうが良かったかな。。と、翌日 NHKを見ながら思っていた。笑

(興味ある方は「ロザリオ礼拝堂」で検索してぜひ写真をご覧ください)
私はNHKの番組でその映像を見て、ステンドグラスに差す光に癒されながら、鮮やかな青とレモンイエローは(ジェネシスの)「天空文明だな」と思って。また、色々な絵でよく使われている独特の憂いのある水色は、ヒーリング中に時折見かける光で、ブルーレースアゲートのような色。いつだったか調べて敢えていうなら「スプリングブルー」だなと。
人が何となく、あるいは自分なりに研究分析して、好む色、好んで選ぶ、あるいは好んで表現に使用する色などは、魂の原郷の記憶、源の記憶、から来るのではないかなと改めて思う。

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また覗いて下さい。
ではでは。今日はこのくらいで。
Love and Grace