闇と愛と光と

なかなかハードボイルドな日々が続きます。と言ってもあくまでも自分の内側でのことだけれど。「ジェネシス層」が今年は特に動く。動きっぱなしな気がする… いつも一般の人々よりも少し前にずれて、シャンバラの采配による「人類進化プログラム」のフローが、先に適用されるようなところがあるので、2025が境目とよく言われているけれど、それってこういうことか!と、明らかになる頃に、多くの人々が味わうような感覚、リリースであったり、内側の鋳型からのシフトであったり… を、体験している年のような気がします。

その中で、自分個人としてはあまり、フォーカスしたくないな、と日頃から考えている「光と闇」の二元について、どうしても周囲から、状況から、考えざるを得ないような事が多く。私が身を置いて来たようなニューエイジ系の癒しはやはり「愛」を絶対的な基盤としている訳なので、すべての究極的なベクトルは「宇宙の無限の愛」であると、答えが分かっている中で、まだ発展途上のこの物理世界で繰り広げられる二元性に対して、どのような臨機応変な「(暫定的な)答えを出していくか」が、テーマでもあります。

今、4名の受講生の方々と進めている「アースワークカレッジ」でも、参考図書として挙げている「チベッタンヒーリング」という本で、チベットの僧籍を持っていると思われる著者の方が、「シャーマニズム」「タントラ」「ゾクチェン」という、チベットにおける宗教的なアプローチが3階層ある、という説明をしてくれていて、とても分かりやすい。

それらを行ったり来たりしながら、この世は幻想・唯物是真であると分かりつつも、目の前の事象に対処するという時間がまた、「修行者」には必要とされるのだということを実感します。

仏教の世界では、闇と光(仏教では光の代わりに「仏」というのかもしれません。仏はブッディなので「慈悲・智慧」であり、光というよりは愛に近いのですが..)は拮抗し、31vs32で、1点の差で光が勝利すると仏典に書かれています。若い頃から、その「1」とは何なのだろうとずっと思って来ました。が、Harry Potter でも、the Lords of the Rings でも良いのですが、光と闇の相剋が、ああいった「魔法戦争」であるとイメージすると、分かりやすい。

有史以来ずっとあんな感じで世界の見えない部分で摩擦して来ている。いや、個人個人の内部でも、同じです。

神智学では、もっとも闇を極めたのはアトランティス末期であると伝えています。それは、数億年単位で地球を見た場合のこと。そして、仏教やそのベースであるインド哲学では、現在を含む時代は暗黒の世で、光が伝わらない、思想が乱れ、人々が正気を失う時代であると。

神智学のほうは正確には「闇を極めた」というよりは「物質を極めた」のであって、少し意味が違うのかもしれません。。もっと深淵、神妙な、人間のライトボディとフィジカルボディ全体の「システム」が、「物質」というテーマを極めた、という感じなのかも。。仏教が行っているような、心理および社会の「暗黒」と、違う層の話なのかもと最近は思っていますが…

ともあれ、
現在は物質的には豊かな社会が(昔よりは)世界の広範囲に渡っているけれども、人々の心は大事なものを見失い、おそらく最大の問題は、自分たち自身の「存在にまつわる知恵」を失ってしまっているという状況。

インド哲学の文献を残した当時の賢者たちからしたら、「そんな時代が来たら恐ろしい」と思えたのでしょうね。哲学が生き生きと存在していた古代からの視点からすると、それくらい、大事なものを欠如している状況。ゆえの「暗黒時代」という表現なのでしょう。

冷静に考えてみると、自分が何者であり、なぜ人は生きているのか。などの本源的な思想や理解や直感を失った状態で生きるというのはやはり、とてもとても、ある意味「不幸」なことであると私も本能的に思います。それで「人間」なのだろうか、と。

31と32、ほぼ互角に戦ってしまう「光と闇」。それでは、最後の勝利を決める「1」とは何なのだろうか。

やはり、というか当然ですが、「愛」ですよね。
誰もが分かっていること、と言えるかもしれません。そう、本当は誰もが分かっていること。けれども分からない振りをしている。

「愛」ってなんだ?というと、きっとキリストの言葉などを聖書で読むととても分かりやすいのかな。愛は、感情でも、思考でもなく、エネルギーで。宇宙の本源と言えるでしょう。それが、さまざまな階層に降りて来る中で、最終的には感情などになるとも言えそうです。現時点での地球の人間世界では、人々同士の間で行き交う、または感じられるフィーリングとして「愛」をその階層まで下ろして来て、その一端を体験している。

愛は宇宙のエネルギーである。
浄めて育てる「光」と、滅ぼし壊す「闇」
その双方さえ内包しているのが「愛」なのでしょうけれども、科学的に(宇宙レベルの意味で)、闇は愛とは結びつくことが出来ない。光は愛を意識して存在している。

それゆえの「1」の違いで、光により、最終的に闇は浄化され中和される。

なぜ「闇」は愛と結びつくことが出来ないか。もし結びついたならその時点で「闇」ではなくなる。「光」になるのです。なぜなら、「愛を失った光」が、「闇」であるから。

「宇宙の本源(愛)」を見失った世界こそが、「光と闇」の二元の相剋を体験している。

思い出した人からその次元を抜けていく?いや、世界というのは一つのユニットになっていて、他の魂が、思い出すまで手助けをするのだそうです。(仏教にいう「菩薩道」)ニューエイジで活躍している「アセンデッドマスター」はまさにその意味で菩薩たち、ですね。

実はこれは、ヒーリング(癒し)の世界で個人個人の中で起きていることと同じ。「愛を見失った」迷子の過去生やインナーチャイルド、シャドウセルフが、私たちの中で自己主張をしているから、不具合や苦しみや不完全感などが生まれる。それらに「愛」を思い出させることで、癒しが起きる。小世界と、外の世界は、フラクタル構造。同じことが起きています。

本能的・潜在的に「愛」をどのくらい知っているか。魂によりその深さ・度合いが違う。ただ、家系的に受け継がれる性質もそこに加わって、愛により近い魂は「光=生み出し育てる」ことに惹かれてそのように生きようとするし、その逆もある。滅びや破壊に、そのための支配に惹かれるというベクトルもある。

けれども… 「愛を思い出した闇」は、その瞬間に「光」になる。

個人の中では、そんなことを小さく日々、繰り返して、揺れ動いている。それが、現在の人間の世界であるのだろうと。常々、ヒーラー目線でそう思っています。

Love and Grace
Amari(青野芹)

雷は神鳴り

印象的だった7月1日の真夜中の雷。雷鳴と稲光に、寝ながらも「そう言えばどうして雷って起きるのだろう」と考えていて。。翌日、そんなことはすっかり忘れて何気なくNHKオンデマンドに入ると、6月23日に放送されたばかりの『知られざる雷 破壊と再生 その全貌に迫る』という特番のサムネイルを発見。さっそく見てみた。
Storm Chaser(嵐を追う者)と呼ばれる二人のアメリカ人男性。コンビを組んで、雷雲を追って、それを撮影。研究機関などに?その画像や動画を提供することで生計を立てる、プロフェッショナル。稲妻だけではなく、その遥か上空、大気圏で起こっているTLE(Transient Luminous Events)という現象をも撮影する。ブルー〜マゼンタ、さらに赤まで、グラデーションの広がりを見せる壮大な発光現象。

そう、肝心な「どうして雷が発生するのか」については、雷研究の第一人者、ドワイア博士いわく「まだ解明されていない」と冒頭で。けれどこの番組を見終わった頃には「解明されつつあるようだ」と分かった。実験結果なども提示されているようで、それが学界に認められ、さらに明確に実証され、定説になっていくという段階が「まだ」という感じ。
雷(カミナリ)は、やはり「神鳴り」だと改めて感じ入った。
原始惑星系円盤、という、太陽系にまだ太陽しか無かった段階で、周囲のチリが太陽の重力によりその周りを周回し始めて、チリ同士が摩擦して熱・電気が生まれて、ある意味これが雷のような現象となり、無重力空間で1500度以上の熱で溶けたチリが急激に冷えると、チリの塊(=コンドリュール)が丸く、球体になるという。地球のような惑星もそうやって出来たと考えられているとか。つまり、雷は地球の誕生そのものに、関わっている、ということ。

この話は、インド哲学におけるパンチャマハブータ、五大元素の発生を思い出させた。
ビッグバン(創造主の覚醒)→ アカシャ(第五元素・空)
→震え(風)
→摩擦による熱(光・火の元素)
→冷えて水になる
→水でチリなどが固まり土になる(物質が出来る)
地球そのものも、このようなプロセスで形成された。インド哲学の宇宙創生神話の言うとおりだ。

さらに、地球上の生命の誕生にも雷が関わっているのだとか。
大気中に8%含まれている窒素は、植物の成長に欠かせない。けれど、分子と分子がくっつく性質があり、くっついて固まった窒素の分子は水に溶けない。そこに、雷が関与することで、分子同士が結合せずに切り離され、水に溶けて、植物の成長を助ける。ある実験によれば収穫が倍増するとか。日本で古来「稲を実らせるから」=イナヅマ(稲の恋人?)と呼ばれて来たこともそこに関係する。雷がたくさんあった年は稲が多く実ると、古代の人は知っていた。
番組後半では、フルグライト(雷管石)が紹介されていた。フルグライトを専門に研究しているアメリカのペイセック博士は、世界中のフルグライト標本を保有していて、とても綺麗な白や、ブルーのメノウのようなフルグライトも有った。フロリダの白い砂山からは、無数に出てくるそうで、白くてキラキラ・・「ああ、欲しい」と思いながら。笑

巨大なものだと、木の根っこが大きく広がるような形状でフルグライトは形成される。砂岩や砂に落雷があり熱で溶けてガラス化した部分を解析すると、地表には存在しないシュライバーサイトという鉄とリンの化合物が発見された。リンは生命誕生に欠かせない元素と言われているが、地球で生命が誕生した38億年前、太陽系のチリはもう落ち着いて隕石の数はだいぶ減少していた。シミュレーションすると、現在の10倍以上の雷がその頃、発生していたと考えられ、隕石ではなく雷が、38億年前の生命の発生を助けていた可能性が高い、と。
フルグライトに含まれるリンは水に溶けやすく、落雷によりフルグライトが形成され、雨があたってリンが流れ出し、海の成分となって、生命誕生が成されたのではないかという話。ここでも、火(雷)から水、そして生命(物質=土)の誕生というプロセスが見える。

地球のような物質惑星の誕生そのものに、雷(と同様の宇宙でのプラズマ現象)が関わっていた。そして、地球での生命誕生には、むしろ欠かせない役割を担ったかもしれない。そして雷によって水の中の分子に変化が起こり、植物の成長が活性される、ということは分かった。では、なぜ雷は生まれるのか?の最初の問い。。。
宇宙の彼方から、地球には常に「宇宙線」という、惑星の爆発・誕生などで起こったエネルギーが到来しているという。そこに、雷を起こしやすい形態・性質の雲が大気に在ると、雲の中の氷が宇宙線により「電子なだれ」という現象を起こし、電流が発生し、地表へ。今度はその電流が地表から跳ね返る(?)と、雲の中で稲光が生まれる。そんな話だった・・(一度さらっと見ただけなので、違っていたらsorry)

宇宙で起こること全てが、偶然などではない、ということは分かっていても、改めて凄いなと思う。
Storm Chaser のお二人が「自然界の厳しさに向き合う」人の顔、人相で。「神聖な撮影だ」と語っていた。畏怖心と、純粋な情熱。カミナリ学者の方々も。
日々の仕事は人生の多くの時間を費やす。毎日触れているもの、そこへの意識の持ちようで、自分自身の思考や視点も変わっていく。畏怖心と純粋な情熱を持ち続けられるような仕事は、その人にとっての天職、天命なのだろうなと思った。

Love and Grace

変わる世界を追いかけて

FaceBookのオフィスダイヤリーを一昨日更新。そこで、今や動画の時代・・(に付いていけてないので練習のために/笑)と、ワークルームの動画を上げてみて・・やっぱり慣れてないのでアタフタして、(FBって本当に難しい、というか使いにくい、、)キャプションの編集がうまくいかず、一旦削除して、キャプション無しの同じものをもう一度上げて、文章だけ編集で付け加えようとしたらうまくいかず、「では、これも削除してもう一度トライ」と思ったけれど、今度は削除が「出来ません」と言われて。仕方なくそのまま。

何が言いたかったかというと、オフィスで瞑想をしていたある日の午後、半ばトランスから醒めてぼんやりしながら目を開けた時に、ちょうど差してきた日の光と、たまたま流していたバッハ、そして目の前の石たちがわわっと意識に入って来て、その世界に圧倒されて・・自分で感動してしまった。そこで急に思いついて、こんな感じで瞑想や仕事を日々、していますよ・・という、体験版のような動画を撮ってみたというお話。ちゃんとキャプションを付けられず、削除して再UPすることも出来ず。なのでここで説明をしてみました・・

時代に着いていけない、と言えば、実は私はいつもそうで、携帯を持つ、スマホを持つ、などは勿論のこと、2001年に育児中の気分転換にネット上にホームページなるものを持って、その後仕事を2004年に始めてから、世の中にブログというものが出来て、そのうちSNSが、インスタ、ラインが・・と、全てにおいて遅れに遅れて何とか、渋々、仕事の上で必要に迫られることを痛感してから導入する、という感じ。ブログも昔は存在せず、「日記」はホームページにその都度書いて、FTP転送して、と手間が掛かっていたっけ。

水瓶座は最先端のテクや情報ツールと相性が良いそうだけど、私はどうも古風な長老系の魂を引きずってか、常に「おくて」。基本的にメカにはとても苦手意識が今でもあり。正直なところ、2001年以来の、自分なりの努力で覚えて使いこなしてきた今では古風なサイト構築などの思考回路が、現在のような、クラウドで何でも(ネットショップやホームページも)簡単に作れてしまうという時代にしばし着いていけず、数年に渡ってかなり苦労しながら、頭の中を変換して、現在のショップやこのサイトに作り直し作業をしてきた。

最初からこれだったら、本当に便利で、何よりなんだけど、全く違う仕組みを一度インプットしてしまったから、新しい言語に置き換えていく様な作業、かなり混乱したり抵抗したり。。。を何とか、乗り越えながら(笑)リュミエールのショップもシステムにようやく、慣れて来たと感じられたのは最近のこと。

これからも、テクニカルな変化の波は激しくどこまでも・・移り変わっていくのだろうな。

テクニカルな事だけではなく、やはりどうしてもSNSなどで「常に繋がっている」女子っぽい感じが苦手らしい。群れる、というと言葉が悪いかもしれないけど。。「群れる」のが苦手。そもそも私の長い友人たちはみんなサバサバ系で、男気のあるタイプが多い。自分のことは自分で自己完結し、普通?ならば女性たち同士で話題に上がるようなデータ的な情報(それどこで買ったの?とか、数字に関わること、など)が行き交うことはなく、非常にマニアックな話ばかりしている(笑)。

けれど今や、若者たちは(それ以外でも?)Lineなんかが名刺がわりのようだし。何とか着いていくのに必死(笑)。

そんな中、横浜サロン時代の2016年に、オフィス用の部屋をもう一つ同じビルに借りて、スタッフさんを迎え、レンタルサロンルームなんかも始めて、その部屋に設置したMacのデスクトップが、巡り巡って今まで自宅の仕事用になっていたものの、動作が怪しくなって来たので、最近買い替えた。最新の可愛い色の着いたiMacは何ともチャーミングで、びっくりするほど動作が早い。性能が一気に良くなり、世界が変わったかのよう。そうなると、「やはりテクノロジーって良いな」なんて心で呟いている。笑

話はすっかり変わります。。

アーユルヴェーダで言う、ヴァータ/ピッタ/カパ と、サイキックの関係性についてぼんやりと考えていて。ヴァータは風と空(くう/アカシャ)だから、アルガンザ用語でいう「アンドロ」で受信が得意なタイプ。青い力。ピッタの人は火、だし、筋肉質だからきっと受信は苦手で発信、つまり念力タイプ。私の持論では、念力と筋肉は関係がある。。そして、筋肉質だとエネルギーの体感が、微細なものほどあまり感じられない(筋肉が持っている赤、火の力が邪魔をする)、けれど変わりに出力は強い。

確かに、赤要素が足りない私などは、念力を飛ばす才能?が無いと感じる。エイっと飛ばしても(紙飛行機のイメージ)ヒュウっと地面に落ちてしまいそう・笑。グループで話していてもアストラルフォースが強い人にすぐに話の流れを持っていかれる。赤が強めの友人によると、それはそれで悩みでもある様だけど。

では、「土と水」を持つカパのタイプの人はどうなんだろう?と考えてみる。と、いわゆる巫女タイプというか、憑依体質、シャーマン(神懸かり)タイプなのでは無いかと。青の(ヴァータの)受信能力と憑依体質は全く別のもので、受信(青)の力というのは、おそらく肉体やオーラ体も風や空気のように軽い(筋肉も無いし乾燥体質で潤いも少なめ)ため、結果「粒」が物理的にもエネルギー的にも細かくなり、オーラもフワっとしている。人当たりは良いけどプロテクションという意味では弱め。外からの情報がそのまま届く、響きやすい、という原理ではないかと。いわゆるエンパスはこちらかな。

カパは日本女性には多いのではないかと私は思っていて、小柄でややふっくらしていて、髪や肌や声なども潤っていて、性格は穏やかめ。「溜め込む」性質がカパ体質にはあるので、エネルギー全体的にヴァータのように軽い動きはなく。憑依体質は何ゆえか・・・ヴァータ(思考)やピッタ(感情)の動きが少ない(おっとりしている)事から、外の情報が入りやすく、居座りやすい、ということかな。。エンパスと憑依体質は、やはりメカニズムが違う。似て非なるもの。宇宙人タイプと、シャーマンタイプ、と言ったらいいかな。

そしてこの3タイプがそれぞれの配分で共存して、「ヴァータピッタ」とか、「ピッタカパ」とか、一人ひとり違っている。

・・と、そんなことを考えていて、足りていない念力が繰り出せるように、筋肉を付けようかと思っている最近(笑)。けれども水瓶座って「無筋体質」と言われていて、本当に筋肉が付きにくい。ヨガが一番とは思うけど、他にも何か良い方法を見つけよう。

Love and Grace

Amari

ジェネシスの森/「不安・恐れ・悲しみ」とオージャス

昨日の Infoブログ『イシスの巫女たち〜』から一夜明けて。珍しいほどによく降る雨の日。

最初にサロンを始めた頃、ごく初期というよりは本格的に、対面サロンに日々お客様が来るようになった奈良での活動に入った頃、現実の自分の人生には起こらない不思議な人々の感情的な反応を、「シリウス系のワークをしていると、浄化が強いゆえに起きる」現象だと考えていた。・・これは、私以外のヒーラー先生、同業の知り合いなどとも話しているので多分間違いではない。「シリウスは厳しいな」と当時は考えていた。

そこに加えて、横浜に移ってから土地系のワーク、地鎮・・というにはアルガンザの場合はもっと時空を超えているような感じだったけど、いわゆる「アースワーク」の小さい瞑想グループを作ると、何かこう、いつも参加者同士のエネルギーが摩擦するような現象も見られて、「アースワークは厳しいな」と今度は言うようになる。

そして、2017年以後、それまでとの厳しさとは比較にならないような、スパルタ的な学びを伴う仕事となったのが「ジェネシス」という概念と、その歴史絵巻に合わせて活用するためのエネルギー、光線を取り扱うという新たなアルガンザのプロジェクト。その頃ちょうどスクールで導入するようになっていたアリス・ベイリー著書群が伝える「弟子道」というものの厳しさが、まさにそれなのだと気づいて、厳しい、厳しい、などとはもう(私の立場では)言わなくなった。。。

簡単に言うと、「ヒーラー辞めますか。それとも感情やめますか。」という感じ。感情とは幻想なのだと分かっていないと、進めなくなってしまう。分かっていなくても、せめて言い聞かせながら。これは一般のクライアントさんや、ヒーリングを受けるようになった方々、学び始めた人々でもメカニズムは同じで、浄化や手放しの際には、感情や現象が飛び出してくるものだから、それに負けてはいけない、というのは基本でもある。

デトックスでは済まなくて、カタルシス(瀉血)、クライシス(危機)とさえ呼ばれる。

単に三次元で、目の前に見えている土地や、その土地の歴史・・というのではなく、次元をまたいだワークが伴う、ジェネシス層のアースワークや、個人のヒーリングにおいても、ヒトとしての転生を超えた、オーラ層の多次元にも響かせていくジェネシス層の癒しと解放は、世界観や行う側に求められる意識においても、そこで必要とされる周波数においても、「弟子道」の周波数帯にある、と言う事なのだろうと自分では思うに至っている。

「ロードオブザリング」の指輪のように、「ジェネシスの森」に入ると、自分自身のエゴのささやきが増大する。それぞれが持っているいまだヒトとしてはバランシングに至っていない要素が、原型同士の不協和音として際立って来て、ジェネシス神話に登場するネガティブな原型エネルギーや、ネガティブな影響力で自分に害を与えるモノ、のように見えて来てしまったり。感情の、更に奥にある潜在意識に刻まれた記憶が、響きを増大させて自己主張をして来たりする。

小さな感情の、感性のタネのようなものが、数千年、数万年越の問題に癒しのチャンスが訪れた時、大騒ぎするのだ。昨日のInfoで書いたように私自身の場合、クライシスというレベルでそれが起きたのは、「アトランティスの後期エルフたち」情報が出て来る時だった。

その仕事をひとまず伝授という形で終えたからといって終わりではなくて、寧ろそれから何年か、エルたちの喪失感や、破壊者への怒り・憎しみ・嫌悪感、失われた純粋なものたちへの同情心などが、引出されるような現象化と、それを手放し時空を超えて乗り越えていくプロセスも続いて、その後の確認作業も済んで、という所に、私の場合は去年の4月、10年ぶりの「シャンバラ」の学びがやって来た。

それ以後は、セイクレッドレイキの『純白マーラ』のような感じ(笑)・・

アーユルヴェーダの聖典「チャラカサンヒター」によると、生命を輝かせるエネルギー成分「オージャス」が、心臓に8滴、蓄えられていると伝えている。これは微細な物質とのことで、エネルギーだと考えられる。そして体の免疫機能や心の力、脳の働きなどに強く影響を与える。

このオージャスを減退させてしまう原因としてあげられる中に、感情面では3つ。「不安・恐れ・悲しみ」とある。怒りや憎しみではなく。オージャスとは生命を生き生きと輝かせるものだから、ラジャス系の感情(怒りや憎しみ)ではなく、ハートの力を弱めるような感情が原因となるようだ。「不安・恐れ・悲しみ」

心臓に存在するというオージャス。それに関係すると思われるハートの愛の力、自尊心などが低迷すると、免疫力や感覚器官が調子を崩し、病気や老化がもたらされる。それだけではなく、「知的能力を損なう」とも書かれている。

病は気から、というのは、この心臓にある「オージャス」と関係がありそうに思う。

本来、愛であり善であり信であり、純粋性に貫かれていた魂たちが、いかにして心や体や社会に病み(闇)を受け入れるまでになっていったか。そこを取り扱うのが「ジェネシスヒーリング」であり、ジェネシス概念をベースに、本来の魂の力を取り戻していく処方箋が、様々なアルガンザワークのエネルギー、メソッド、光線である。

参考文献:「本当の自分を取りもどす アーユルヴェーダ」(Gaia Books)

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Love and Grace

Amari